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工作機械見通し [メモ]

2017/9/28 日経
 日本工作機械工業会 2017年の年間受注見通しを1兆5500億円とこれまでより15%上方修正した。07年の過去最高、1兆5900億円に迫る高水準となる。
 中国需要がスマートフォン(スマホ)特需に加え、製造業の高度化という大きな流れの中で、回復が鮮明になりつつある。
 内訳は内需が前年比13%増の6000億円、外需は同32%増の9500億円。
 同工業会によると、今年1~8月の中国向け外需の累計額は2232億円と、既に昨年1年間の累計を上回った。
10~12月期の受注見通しに関し「増加」すると答えた社の割合から「減少」と答えた割合を差し引いた指数(DI)はプラス16・9と、3四半期連続で2桁を維持した。
 より長い目で見れば、中国の製造業の高度化という追い風もある。政府は「中国製造2025」を掲げ、製造業の高度化を進めており、高性能な日本の工作機械に対する需要は増している。

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