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孫正義氏がGAFAMのコールオプションを買って40億ドルの含み益 [投資]

タイトルの他、ロビンフッターがオプション投資で大損しているとか、ボラが100%超えているとか、米株はオプションがらみの話題が出でいます。
しかし、株式解説者が勝手な解説をしているのが目立ちますね。
どうも彼らは個別株オプションを知らないようで、指数オプションの仕組みで解説しているんじゃないだろうか。
オプションの教科書を読めば判るんだけど、教科書的なオプションは個別株オプションであって、指数オプションの方が特殊な取引形態になっている。
ただ、個別株オプションの実践を指南してくれるのはすべて英語になってしまていて敷居が高いんだな~。そんな個別株オプションの仕組みが実例で分かりやすく指南してくれる本があった。

「かぶオブ」の教科書 安藤希(のぞみ)著 ビジネス社

内容はいいんだけど、JPXの個別株オプションの取引がほとんど無いのが残念だ。そんな市場の指南本を著した安藤氏に拍手です。

日本も個別株OPが盛んになって欲しいね。ファンドでOPを使って安定した利益を得るような動きが出ると良いんじゃないかな。
タグ:オプション
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REIT急落 [投資]

インヴィンシブル投資法人が分配金を大幅減額を発表、これを受けてREIT銘柄の価格が大きく下げた。

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(5/12 日経) 不動産投資信託(REIT)のインヴィンシブル投資法人は11日、2020年6月期の1口あたり分配金(株式の配当に相当)が19年12月期に比べて1695円(98%)少ない30円になる見通しだと発表した。従来は未定としていた。新型コロナウイルスの影響で保有ホテル稼働率が急落し、賃料収入が大幅に減る。20年12月期の分配金予想は引き続き未定とした。
 インヴィンシブルは米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループを設立母体とするREITで、主にホテルと賃貸住宅を保有する。主要テナントであるホテル運営会社、マイステイズ・ホテル・マネジメントから一時的な賃料免除などの要請を受けたため、賃貸契約の見直しに応じたという。

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店子のホテルとこのREITは母体が同一、ホテルがマイナスにならないように賃貸料で補填した形だ。割りを食ったのはREITの保有者と云う事になる。
こういった事は別のREITでも起こり得ることだが、予兆はないのか。
こんな記事があった。

(4/24 日経) インヴィンシブル投資法人が、第34期(2020年6月期)及び第35期(2020年12月期)業績予想を未定に修正した。 新型コロナウイルスの影響により、2月以降訪日外国人が大幅減少。これにより国内に保有するホテルの3月の客室当たりの売上げ(RevPER)は前年同月比-67.7%となり、4月は-80%程度を見込む。また海外(ケイマン島)に保有するホテル2物件については、国際空港閉鎖に伴い3月下旬より閉館している。 こうした影響から、2月に公表した業績予想を達成できないこと、更に現段階で今後の影響を予測することができないことから、業績予想を未定とした。

又、2月のREIT急落時の日経記事に、
 ホテル型が急落したのは、分配金がテナントの営業成績に左右されやすいためだ。オフィスなど他のタイプの賃料がほぼ固定なのに対し、ホテルは固定と変動を組み合わせる物件が多い。
 たとえばジャパンホテルが「オリエンタルホテル」ブランドのホテル運営会社と結ぶ5ホテル総額の契約では、固定賃料が年間で約32億円、ホテルの売上高から人件費や経費(賃料は除く)を引いた利益が約33億円を超えた部分の85%を「変動賃料」として受け取る。
 各銘柄も同様で直近の決算資料によると、賃料収入全体のうち変動部分がインヴィンシブルでは約3割、森トラスト・ホテルリート投資法人では約4割を占める。

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ホテルが物件を取得し、それを証券化して投資家に販売したと思えば良いようだ。
タグ:投資先
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