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REIT急落 [投資]

インヴィンシブル投資法人が分配金を大幅減額を発表、これを受けてREIT銘柄の価格が大きく下げた。

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(5/12 日経) 不動産投資信託(REIT)のインヴィンシブル投資法人は11日、2020年6月期の1口あたり分配金(株式の配当に相当)が19年12月期に比べて1695円(98%)少ない30円になる見通しだと発表した。従来は未定としていた。新型コロナウイルスの影響で保有ホテル稼働率が急落し、賃料収入が大幅に減る。20年12月期の分配金予想は引き続き未定とした。
 インヴィンシブルは米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループを設立母体とするREITで、主にホテルと賃貸住宅を保有する。主要テナントであるホテル運営会社、マイステイズ・ホテル・マネジメントから一時的な賃料免除などの要請を受けたため、賃貸契約の見直しに応じたという。

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店子のホテルとこのREITは母体が同一、ホテルがマイナスにならないように賃貸料で補填した形だ。割りを食ったのはREITの保有者と云う事になる。
こういった事は別のREITでも起こり得ることだが、予兆はないのか。
こんな記事があった。

(4/24 日経) インヴィンシブル投資法人が、第34期(2020年6月期)及び第35期(2020年12月期)業績予想を未定に修正した。 新型コロナウイルスの影響により、2月以降訪日外国人が大幅減少。これにより国内に保有するホテルの3月の客室当たりの売上げ(RevPER)は前年同月比-67.7%となり、4月は-80%程度を見込む。また海外(ケイマン島)に保有するホテル2物件については、国際空港閉鎖に伴い3月下旬より閉館している。 こうした影響から、2月に公表した業績予想を達成できないこと、更に現段階で今後の影響を予測することができないことから、業績予想を未定とした。

又、2月のREIT急落時の日経記事に、
 ホテル型が急落したのは、分配金がテナントの営業成績に左右されやすいためだ。オフィスなど他のタイプの賃料がほぼ固定なのに対し、ホテルは固定と変動を組み合わせる物件が多い。
 たとえばジャパンホテルが「オリエンタルホテル」ブランドのホテル運営会社と結ぶ5ホテル総額の契約では、固定賃料が年間で約32億円、ホテルの売上高から人件費や経費(賃料は除く)を引いた利益が約33億円を超えた部分の85%を「変動賃料」として受け取る。
 各銘柄も同様で直近の決算資料によると、賃料収入全体のうち変動部分がインヴィンシブルでは約3割、森トラスト・ホテルリート投資法人では約4割を占める。

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ホテルが物件を取得し、それを証券化して投資家に販売したと思えば良いようだ。
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