SSブログ

金密輸 [メモ]

2017.9.27 日経抜粋
 金の密輸 2015年度(15年7月~16年6月)の全国の摘発件数は294件。重さでは約1・7トンに達する。正規の輸入量(2トン)に近い。もっとも「金密輸の成功率は95%」(捜査関係者)ともいわれ、摘発は氷山の一角にすぎない。

海外から持ち込まれる場合、入国時に消費税の8%をおさめ、売却時には同額を上乗せした金額が支払われる。金を国外に持ち出す場合は8%分が還付される。

現在、金の価格は1キロあたり470万円程度。スマートフォンほどにすぎない金塊1個を国内に持ち込むごとに、三十数万円を得ることができる。

15年度に摘発された300件近い密輸の脱税額は総額6億円に達する。「成功率95%」を前提にすれば、実際には100億円超が国庫から奪われている計算となる。

昨年1年間の金の正規の輸入量2トンに対し、輸出量は161トンだった。
溶かして新たな金塊に作り直すことも容易で、いったん密輸してしまえば発覚しにくい。

9/28 今年7月、台湾から関西国際空港に向かっていた格安航空会社(LCC)バニラ・エア便。乗務員が機内のトイレの壁がずれているのに気づいた。着陸後、巧妙に隠された6つの袋から数十キロの金塊が出てきた。プライベートジェットによる空輸や小型船による洋上取引もある。

9/29 2012年、200万円を超える買い取りは売り主を記した「支払調書」を税務署に出すよう貴金属店に義務づけた。客は高額な売却を避けるようになり、同社の16年の月間買い取り額は11年の5分の1に減った。

nice!(0)  コメント(0) 

中国EV [メモ]

2017/9/27 NK 2025年に電気自動車(EV)を中心とする新エネルギー車(新エネ車)の販売で年700万台を目指す――。中国は今春、こんな大胆な計画を発表した。16年実績約50万台の14倍だ。9月には「ガソリンエンジン車禁止へ」とさらに踏み込み、世界一のエコカー市場へと突き進むべく決意を示した。
 中国では政府の強い支援を受け、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)の総称を意味する新エネ車の販売が急速に伸びている。4年前の13年、中国の新車販売台数は2198万台で、このうち新エネ車は1万8千台弱だった。しかし、15年から新エネ車販売に本格的な支援策が打ち出されると、事態は激変した。
 乗用車1台当たり100万円程度、バスなどには同1千万円程度の補助金がメーカー側に支給され、新エネ車の販売は15年には33万台に、16年には50万台へと一気に膨れあがった。
 今年も4~6月の販売は前年同期比24%増の13万9千台と勢いは衰えず、通年では16年比2割増の60万台超えを見込む。中国は15年から世界一のエコカー販売大国となったが、17年も世界一は間違いなさそうだ。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。